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2010/09/19

自分に適した仕事がないと思ったら読む本(幻冬舎)

自分に適した仕事がないと思ったら読む本―落ちこぼれの就職・転職術 (幻冬舎新書)
福澤 徹三
幻冬舎
売り上げランキング: 161435
おすすめ度の平均: 4.0
4 あらかじめ社会に自分の居場所が用意されているわけない。
4 自分の考え方だけではなく、違う考え方の参考にはなる書籍だ
4 自分だけじゃない


仕事なんざ、第一義的にはメシ食うためだって思いが強かった。
働いて、成長するぞ!って。でもそれは時間が無限にあった若い時の特権。
少し大人になって結婚して子どもが出来たり、そしてカイシャだけでなく地域コミュニティと関わったりしてくると時間がごくごく限られてくる。その限らた時間の大半をカイシャ=仕事で費やすわけだ。そうなってくると、不毛な環境はとてももったいないと思えてくるのが人間ってもん。目の前の仕事から学べるものはたくさんあるだろう。が、やはり、差が出てくる。

現代産業の多くは、大衆の貧しさを意識させることでなりたっている(中略)小さな優越感を満たそうとする大衆の浅ましさです。

「駕籠に乗るひと、担ぐひと、そのまた草鞋をつくるひと」
それぞれ役割を分担して成り立っている。
でも、現代はみんな「乗るひと」を目指しているし、もてはやされる。


ここらへんは「強きのアラを探して、弱きをけなし、庶民の優越感を満たす」週刊誌的ビジネスの根幹ですね。いまや、ほとんどの業界が「付加価値」という名のもとに差別化を図り、単価を上げて利益を得るビジネスモデルです。「付加価値」は機能からブランディングによる所有欲を満たす、つまり優越感を満たすものへ。

カイシャに入ってなんとかなるのは高度経済成長期からバブルのごく一時期であり、かつては長らく職業の選択すら無かった時代。自分で仕事を選び、かつ、安定が無い。つまり手本が無い時代に若者は社会に出ている。


就活んときは、自己分析とかしている就活生を嗤ったもんだなぁ。向き不向きはあれど、それはやってみないと分からない。そーゆー学生に限って大企業ばかりなわけで。学生ながらにこれやりたい!ってある連中は自己分析なんてやらんで行きたいとこ受けるよ。

「おいしい仕事」は上から取られていくので、下に流れつくのはツマンナイしカネになんない仕事ばかり。広告代理店→大手プロダクションや印刷会社→零細プロダクションやフリーへ。

入った企業でお辞儀の数が決まる。同じ学歴、同じ能力でも、元請け・ユーザーサイドか、下請け・供給サイドかで立場がまったく違う。


下請け中小企業で育ったので本当に実感。でもね、中小企業でも自由なら、それはそれで楽しいよ。若くて責任も部下もいると楽しい。そういえば「金融機関の担当者でこんな気さくなひと初めてです」ってベンダーや下請けさんみんな言うけど、ただお金の流れがあるだけで、それ以外は協業・お互い様。そのお金だって俺のお金じゃねーし(笑)

こちらがリラックスして自然体だと、お客も自然体になってくれる。買ってはくれないがお茶菓子くらい出してくれる。


過度の謙りや、過度の緊張は良くないってことですね。
後者は性格もあるけど、前者は悪しき商習慣。

「雉子も鳴かずば撃たれまい」、「出る杭はうたれる」は保身の格言。

藤田田氏曰く「ビジネスは単打戦」



あとは、履歴書に一筆便箋入れろとか、応募していなくても書類出しちゃえ的なことが書かれています。「落ちこぼれ」向けらしいので、何度も落ちることを想定し、どこかにとりあえず決まることを目的としているのでしょう。そして、自分で主体的に行動して入ったところで頑張れよ的な。ダメなら辞めちゃえ的な。

転進のための情報収集第一弾、読了。ブックオフで300円が妥当。
第二弾は「転職待った!」系の本を読むぞ。

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